夫婦をこえてゆけ

今日で「逃げ恥」が終わってしまう。絶望。

もう12月も下旬ですってよ。12月に入ってから更新の頻度が格段に減ってしまいましたが、元気です。卒論は進まないです。卒論ってどうやっても進まないようにできているんですかね。違いますか。私がやっていないだけですか。すみません。

今日は大人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の最終回です。号泣。もともとホシノのゲンちゃん、アラガキのガッキーちゃんが好きな私にとって、これ以上ド真ん中ド直球ド神ドラマなものはないので、初回から楽しく見ていたのですが、本当にこんなブームを起こすほどのものになるなんて。

自分の好きな俳優さんが出ているドラマは、そのドラマの内容の良し悪しに関わらず、とりあえず見るっていう人が多いと思うんですよ。実際に私も初回は期待せずに見たのですが、見てみたら設定自体おもしろいし、各話のストーリーも、演出も本当に素晴らしいドラマで、そりゃこんだけ話題にもなるわ!という感じですね。


私もどっぷりはまってしまって、髪型はガッキーの写真を見せて「これにしてください!!」と頼むし、恋ダンスを友達と踊ってSNSにあげちゃうし、サントラは1も2も発売日当日に買ってしまうし、DVDもさっそく予約してしまいましたよ。お金が飛んでいく…原作も自分へのクリスマスプレゼントとして買おうと目論んでいます。にしし。

今回のタイトルは主題歌の「恋」の1フレーズ。この言葉にこのドラマのメッセージがつめこまれているんだろうなと思います。ドラマの公式サイトで、ホシノのゲンちゃんがこんなことを言っていました。

今回の「恋」は全部の人に当てはまるラブソングにしたいなと思っていて、例えば対異性でもいいし、対同性でもいいし、それこそ結婚していてもいいし結婚していなくてもいい。対動物でも。今、僕たちが当たり前だと思っていたことが、どんどん変わってきている時代だと思います。ドラマの中でも夫婦という制度が揺らいでいますが、今後この作品のように様々なスタイルが生まれていくんだと思います。そういう意味も込め、すべての人に当てはまるラブソングになっていると思います。
http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/interview/interview02.html


んもう!!深いじゃないの!!!
って、初めてこの話を聞いたときに感動しました。このメッセージを、「夫婦をこえてゆけ」という短いフレーズで表現する才能って素晴らしすぎません???あんたッ最高だよッ!!!



silly.amebahypes.com
最近「結婚」って何のためにするんだろう、なんて思ってぐるぐる考えてしまうことが増えました。
このコラムがすごい面白いというか、そこまで深読みするんだ~すぎょいって思ったのでぜひ読んでみてください。
逃げ恥を見ている人なら「なるほど!」って思うところがいっぱいだと思います。


すでに7話ぐらいから(全11話)逃げ恥ロスがこわくて、毎週火曜日がやってくるのを楽しみにしているような、さみしいようなそんな複雑な気持ちで待っていたので、今日がその最終回だと思うと、虚無感でいっぱいになりそうですが、最後にあの二人はどんな決断をするのか、しっかり見届けたいと思います。

恋

運命の人にする

12月に入って初めての更新です。卒論つらいです。

さて、記事のタイトルの「運命の人にする」
タイトルだけ見たらなんだなんだ自己啓発本とかそういう類のやつか?ってなりますが、ほぼ同時期に違う人が言った言葉なんですね。これ。

まずひとつめはブログ内で何度か出てきている逃げるは恥だが役に立つ」というドラマの8話で、主人公のみくり(新垣結衣)の母親であるさくらさん(冨田靖子)がみくりに言った言葉。

さくら「運命の相手ってよく言うけど、私そんなのいないと思うのよ」
みくり「夢がない」
さくら「運命の相手に、するの。意志がなきゃ続かないのは、仕事も家庭も同じじゃないかな」


しみる~~~~

ただただラブラブな夫婦だと思っていたさくらさんご夫婦でしたが、この人と幸せになるという意志があってこそのあの生活だったんですね~。

しかし、実はこの話の前の日にテレビ朝日系列の「しくじり先生」にてオリエンタルラジオのあっちゃんが同じような話をしていたのです。

あっちゃんは名作星の王子さまの内容を読み解く授業をしていて、そこで「運命の人」について言及していました。

簡単に星の王子さまの内容をまとめると、

主人公は飛行機乗りで、サハラ砂漠に不時着してしまいます。そこで出会ったのが星の王子さまです。星の王子さまは自分の星で一本しかないバラを大切に大切に育ててきました。しかしそのバラと喧嘩をしてしまい、サハラ砂漠まで来たのでした。王子さまは地球でたくさんのバラを見てショックを受けました。バラが自分の星にある一本しかないと思っていたからです。しかし、王子さまは気付きました。自分が大切に育ててきたのはあの一本のバラだけだ、と。この地球にはたくさんのバラがあるけれど、自分が長い時間大切に大切に育ててきたバラはあのバラだけなんだということに気づきました。

たくさん省略してしまったのですが、つまりあっちゃんがいうにはこのバラは「愛情」を象徴しているそうです。
運命の人っていうのは突然目の前にあらわれるものなんかじゃなくて、長い時間をかけて大切に大切に愛情をはぐくんでいくことによってその人が運命の人になるんだっていう考えを学びました。

私は「逃げ恥」を先に見てから、友達に「しくじり先生」のことを教えてもらってネットで動画を見ました。二つが合わさってすごく感動しました。今までそんなこと誰も教えてくれなかったのに、同じタイミングでそんな深いこと言われたら運命の人に関する考えが完璧に変わるよ~~~。
でも、長い時間をかけて愛情を育みたいと思える人に出会わなければいけないですよね。誰でもいいってことじゃないんだから。


誰か運命の人になってくれ~~~。

星の王子さま (新潮文庫)

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