運命の人にする

12月に入って初めての更新です。卒論つらいです。

さて、記事のタイトルの「運命の人にする」
タイトルだけ見たらなんだなんだ自己啓発本とかそういう類のやつか?ってなりますが、ほぼ同時期に違う人が言った言葉なんですね。これ。

まずひとつめはブログ内で何度か出てきている逃げるは恥だが役に立つ」というドラマの8話で、主人公のみくり(新垣結衣)の母親であるさくらさん(冨田靖子)がみくりに言った言葉。

さくら「運命の相手ってよく言うけど、私そんなのいないと思うのよ」
みくり「夢がない」
さくら「運命の相手に、するの。意志がなきゃ続かないのは、仕事も家庭も同じじゃないかな」


しみる~~~~

ただただラブラブな夫婦だと思っていたさくらさんご夫婦でしたが、この人と幸せになるという意志があってこそのあの生活だったんですね~。

しかし、実はこの話の前の日にテレビ朝日系列の「しくじり先生」にてオリエンタルラジオのあっちゃんが同じような話をしていたのです。

あっちゃんは名作星の王子さまの内容を読み解く授業をしていて、そこで「運命の人」について言及していました。

簡単に星の王子さまの内容をまとめると、

主人公は飛行機乗りで、サハラ砂漠に不時着してしまいます。そこで出会ったのが星の王子さまです。星の王子さまは自分の星で一本しかないバラを大切に大切に育ててきました。しかしそのバラと喧嘩をしてしまい、サハラ砂漠まで来たのでした。王子さまは地球でたくさんのバラを見てショックを受けました。バラが自分の星にある一本しかないと思っていたからです。しかし、王子さまは気付きました。自分が大切に育ててきたのはあの一本のバラだけだ、と。この地球にはたくさんのバラがあるけれど、自分が長い時間大切に大切に育ててきたバラはあのバラだけなんだということに気づきました。

たくさん省略してしまったのですが、つまりあっちゃんがいうにはこのバラは「愛情」を象徴しているそうです。
運命の人っていうのは突然目の前にあらわれるものなんかじゃなくて、長い時間をかけて大切に大切に愛情をはぐくんでいくことによってその人が運命の人になるんだっていう考えを学びました。

私は「逃げ恥」を先に見てから、友達に「しくじり先生」のことを教えてもらってネットで動画を見ました。二つが合わさってすごく感動しました。今までそんなこと誰も教えてくれなかったのに、同じタイミングでそんな深いこと言われたら運命の人に関する考えが完璧に変わるよ~~~。
でも、長い時間をかけて愛情を育みたいと思える人に出会わなければいけないですよね。誰でもいいってことじゃないんだから。


誰か運命の人になってくれ~~~。

星の王子さま (新潮文庫)

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