涙の答え

毎週土曜23:30からニッポン放送で放送されているラジオ「大倉くんと高橋くん」
昨日の放送で大倉さんが今のまっすぐな想いを伝えてくれました。

大倉さんの正直な想いは、連日のすばるくんラスト、いやフィナーレに弱ったeighterの心を救ったのか、それともさらに弱らせたのか、人によって感じ方、捉え方が違うから何とも言えませんが、ひねくれ者の私は言葉をそのまま受け止めず、勝手に解釈しちゃいました。憶測で決めつけるのは良くないけれど、本人の口から出てきた言葉、表情を読み取って解釈する分には問題ないだろうと(所詮はオタクの自己満ブログ…)。

悲しいというか切ない感じの演出にうるうるしてる方もいると思うんですが、僕らは結構前向きで。目が潤んでいるだけで泣いてるっていう人もいると思うんですけど。結構泣いてないです。時間はかかりましたけど気持ちの整理はついて、6人の活動の準備も始めているし。(18年7月7日「大倉くんと高橋くん」より)

この言葉は、来週から6人でのツアーを控えているメンバーの発言としてド正解だと思います。これ以上でもこれ以下でもない。いったん気持ちの部分を置いて考えると、ライブというのはもちろんお客さんにお金を払っていただいているもので、決して安い金額ではないし、わざわざ遠くから時間とお金をかけて来る人もいる。その状況で、すばるくんのことを引きずっている姿を見せるということは、ここからスタートする6人のステージがその金額に見合ったステージではないということを言っているのと同じ。6人でも今までと同じ、いやそれ以上のステージを見せるという意志を伝えてくれた大倉さんのプロ魂にただただ感服しました。

ただ7人の関ジャニ∞を好きだった者としては、メンバーである大倉さんにやっぱりすばるくんがいなくなることを悲しんでほしいし、寂しがってほしいし、もっと感情をあらわにして、「いややってぇ~!すばるくんがいなくなるとかいややってぇ~!それ以外の方法とかないんかなぁ~!関ジャニ∞クロニクル トガキハウスより)」って言ってほしいという気持ちがないわけではないです。
でもさっきの大倉さんの言葉が、本当の気持ちだとするならば、彼らの関係性ってもっともっと美しいものなんだなと思います。
会見後、みんなが口にしていた「決して悲しい別れではない」という言葉、本当にその通りなんだなと。
すばるくんは本当に関ジャニ∞が大好きでした。だからこそ、そこで培った経験、感性、仲間、それがあったからこそ次のステージへ進めるんだと思います。

会見のときにしきりに言っていた「人生残り半分」。私はそのときになぜこのタイミングでそんなことを思ったのか、40歳という区切りでもなく、なぜこのタイミングで?と思いましたが、最近知った”あの事実”を考えると、そう思うのも間違いないし、メンバーが納得して応援しているのもわかる気がします。
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やすくんのこと。きっと知らされたメンバーにとっても衝撃的なことだったはずで、やすくんと”運命共同体”であるすばるくんも、何かしら今回のことがきっかけで自分の残りの人生のことを考えたのじゃないかなっていう、これは勝手な憶測です。でもこう思うとすごくしっくりきたんです。だって、私だって自分の近い友達が結婚するって言ったら、もうそんな年齢かと、しばらく結婚のことや今後の人生について考えてしまうし、それが生死にかかわるかもしれない病気だなんていったら、より考えてしまうものだと思うから。結局やすくんの病気は命に別状がなかったわけだけれど、一度きりの人生、悔いなく生きるために選びたい道に気付けたこと、それは本当にすばるくんにとって素晴らしいことだと思います。

これだけ前向きな言葉を並べてみたけれど、でもやっぱり純粋なオタク心で言えば、7人の関ジャニ∞を見ることができなくなること、それはすごく寂しいです。渋谷すばるが大好きな私にとって、すばるくんが一時的に(?)メディアから姿を消してしまうということは受け入れがたい事実です。連日のフィナーレで涙が止まらないし、今日の関ジャムが来てしまうのが怖い。でも、そんな気持ちを持ってしまうことは全く悪いことだと思っていないです。だってただのオタクだもん。
比べてしまうのもおこがましいけれど、メンバーである大倉さんとは違う。昨日の放送でも言っていたけど、彼らはみんなの先頭になって道を作ってあげなければいけない。そのメンバーについていくか、ついていかないのか、それは各個人の勝手だから。強い言葉を使ってしまったけれど、今気持ちがもやもやしている人に届けばいいなと思います。自分の気持ちに正直になればいい。

改めて、なぜこの記事のタイトルを「涙の答え」*1にしたかというと、大倉さんの涙の話、本人は泣いていないって言っていたし、それは本当かもしれないけれど、涙って意識とは関係なく出てくるもので、本人は寂しい、悲しい気持ちがないから泣いていないって言っただけで、私としてはすばるくんと一緒に歌える喜び、今後のそれぞれの未来を想った、すごく前向きで強い意志からくる涙なんじゃないかなと思いました。その「涙の答え」を今日、そして来週から始まるツアーで見せてくれたらいいなと思っています。

最後に連日の大雨、昨日の関東地方の地震で、自然の恐ろしさを改めて感じています。被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
こんなことを言うのはよくないのかもしれないけれど、なんだか日本全体がすばるくんのフィナーレを悲しんでいるように思えてしまって、天気のせいもあって昨日はかなり沈んだ気持ちになっていました。2/∞のロケでも雨が多くて雨男グループだと思っていたから、こういう大事なときはここまでの規模の雨を降らせるの!?なんて思ったけれど、今になって(全国的にかはわかりませんが)すごい晴天になって、あぁお天道様もすばるくんと6人の関ジャニ∞の未来を祈って、晴らしてくれたのかな、なんて思ってしまいました。雨のあとの虹のように、7人の関ジャニ∞の集大成をミセテクレ!!!

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*1:「涙の答え(2013年)」作詞:SaoriSEKAI NO OWARI)/作曲:NakajinSEKAI NO OWARI大倉忠義が主演した映画『100回泣くこと』の主題歌であり、関ジャニ∞の24作目のシングル曲。